リモート母さん ~破壊力はリモートを超えて~
コロナウィルスの影響で在宅勤務が始まって一月ほどたった頃のこと。
珍しく母から電話がかかってきた。
用事があっても無くても、娘に電話するのことが極端に少ない自立型というか自由気まぐれ型の母。
3カ月ほど全く連絡を取らないこともあった。
珍しいなと思って電話に出てみる。
「あら、出た」
電話の向こうで声がする。
私はお化けか?
まあ、このくらいはいつものこと。
何かご用か?と聞けば、
「私、今日からテレワークなの」
と母。
えぇ、私も今テレワーク中なんですけど。
「今日14時半からみんなで会議するのよ」
「はぁ」
「でね、会社のパソコン持って帰ってきたんだけど…」
あー、はいはい。
察しの良い方ならピント来るのではないでしょうか。
ちなみに母は60歳過ぎ。
はい、ピンポン♪パソコンがインターネットに繋がらないのです。
母よ、なぜに今?
テレワークって、「テレ」がなければただの「ワーク」ではないか。
というか、14時半から会議って、今すでに13時半ですけど。
午前中どうやってテレワークしてたのよ?
数々の疑問が湧くが、そこは抑えていろいろリモートで母に指示を出すが、全く日本語が通じない。
そりゃそうか。
通じない日本語のオンパレード。
しかし、パスワードくらいは分かっていて欲しい。
いつも一体どうやって仕事してるんだろう。ちょっぴり不安になる。
母の説明もすごい。
「うちはね、NTTからきて、そこからソフトバンクにいって、最後にこの黒いルーターって言うの?これにきてるらしいのよ」
NTTとソフトバンクはいつグループ会社になったのだろう?
たぶんプロバイダのことかなと思いつつも、全く意思の疎通はできない。
容赦なく私の時間を奪う母。
リモートなのに存在感は抜群だ。
どうしようかと思案していたところ、唐突に母が
「あ、会社から電話きたから切るねー」と一言。
電話は切れた。
嵐のようだよ、本当に。
後ほどLINEで(最近覚えたらしい)パソコンが繋がったとメッセージがきた。
良かったねと思いつつ、ハッとした。
テレワークってことは、テレビ会議するってことだよな。
あの散らかし放題の実家が映るのかぁ…
親父の股引きとか、天井の隅のクモの巣とか、孫のミニカーの山とか、業務に支障がないよう映らないといいなと願った。
今さらか。
リモート母さん恐るべし。
幻の味
忘れられない味がある。
それは、有名店で出された料理でも、母の味でもない。
ただひたすらに美味しかった!という記憶だけが残っている。
友人の母が作った、鮭のマリネである。
友人の実家から届いた荷物の中に、それはあった。
娘のために作ってくれたであろうマリネ。
幸運にも、その時ちょうど友人と一緒に部屋にいた私は、ご相伴に預かることができた。
一口食べてびっくりした。
本当に美味しかったのである。
一口大に切られた鮭は少し焦げ目がついており、スライスした玉ねぎと共に甘酸っぱいマリネ液に漬けこまれていた。上にはうす切りにしたレモンがのっていて、それもまた美味であった。
母からお米や野菜が送られてくることはあっても、料理そのものを送ってもらったことは一度もなかった私にとって、それは美味しさと驚きの二重の衝撃であった。
それから幾年。
大学を卒業して10年以上。
料理もあの頃より少しは上達しているはずではあるが、何度もあの味を再現しようと試みたものの、未だにできていない。
友人の母が娘を思って作ったように、味付け云々よりも、誰かを思う気持ちが私には足りないのかもしれない。
夏が来て、さっぱりしたものが食べたくなるといつもあの時の鮭のマリネの味を思い出す。
いつかあの味が作れるようになれたらいいなと思った。
マレーシア ランカウイ島旅行 The Datai 滞在記④~地元のスーパーマーケットと日曜日のナイトマーケット~
前回までの記事では、マレーシア ランカウイ島のダタイについてご紹介しました。
今回の記事では、地元のスーパーとナイトマーケットについてご紹介します。
日本からホテルに到着したのが土曜日だったので、翌日の日曜日にナイトマーケットへ行ってきました。
ランカウイ島では毎晩、場所を変えてナイトマーケットが開催されています。ローカルな食べ物や雑貨を買うのに便利です。食事はテイクアウトのみになりますが、安くて美味しいものが多かったように思います。
私たちも夕飯をゲットしに行きました。
最も規模が大きいのは、クアタウンで行われるナイトマーケットのようです。
日曜日はパダン・マシラッ ( Padang Matsirat )という場所でやっていたので、そちらに行ってきました。
クアタウンほど大きくはないですが、ご飯を買う分には十分な規模で、たくさん買うことができました。
夕方までホテルのビーチでのんびした後、現地ガイドのナナちゃん案内のもと、行ってきました。
ダタイは島の一番奥なので、どこに出るのも遠く、時間がかかってしまいますね。
片道50分ほどかかりました。
近くまで来ると、にぎやかな音楽が流れています。聞いているだけでわくわくしてきました。
会場は夕飯を求める地元の人がたくさんいます。
まず目に入ってきたのはマンゴー。
ちょうどマンゴーのシーズンだったようで、2キロ 10RM(300円)で売られています。安い!
※参考価格として1RM=30円として換算しています。
(実際はこの時レートが良くてもう少し安くなっているのですが、計算しやすくしています。)
こちらはスイーツ。
ドラヤキと書いてありますが、今川焼のように見えます。
あとはごはんのお店がたくさん。
フランクフルトみたいなものもありました。
こっちはフライドチキンでしょうか。
とりあえず無難に焼きそばっぽいのとチャーハンを買ってみました。
それとラクサ。
東南アジアらしく、スープも麺と具も、ビニール袋入りです。
ナナちゃんおすすめ、コーンジュースも買ってみました。
甘めのコーンポタージュみたいな味です。
もちろんマレーシアのローカルフードの代表、サテも忘れずに買いました。
10本60RM(200円)くらいだったと思います。
で、いろいろ買ってホテルの部屋で並べてみました。
こんなに買ったのに全部で1000円以下でした。ローカルマーケットはやっぱり安いですね。
一番美味しかったのはサテーでした。10本も買ったのにあっという間になくなりました!甘辛ピーナッツソースが美味しいです。
どれもけっこう美味しくて、個人的には大満足でした。
タクシー代出しても行く価値はあるかなと。
日本にもナイトマーケットがあったら面白いかもしれませんね。
実はランカウイに到着したその日、ホテルに行く前にローカルスーパーに寄ってもらいました。
広さは日本のコンビニくらい。
小さな商店ではありましたが、パンやお菓子、カップラーメン、お土産などの食品と洗剤など生活雑貨までいろいろ揃っていました。
冷凍庫にはドリアンも!
ここで、自分へのお土産用としてマレーシアのカップ麺やらお菓子、小腹が空いた時用のパンとか、どうしても持ち帰りたかったあまーいジャスミンティなどなど・・・いろろ買いました。
お土産は空港で買うのでここでは買わず。
店員のお兄さんは優しい感じで、日本人とわかったのか帰りに「ありがと〜」と言ってくれました。
マレーシアのお店ではちゃんとレジを通すので、ぼったくられる心配はあまりないように思います。
マレーシアは東南アジアの中では経済的に発展しているだけあって、治安は良い方だと思います。
もちろん、海外なので日本と同じように深夜に一人で出歩いたり、人気のないところに行ったりするのはやめた方がよいです。
次回ランカウイに行くときは、一番規模が大きいというクアタウンのナイトマーケットやショッピングモールに行きたいなと、今から楽しみにしています。
早くコロナが収まってくれることを祈りつつ。
次回はランカウイケーブルに行った時のことを書こうと思います。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。
アルファロメオの合コン
20代の終わり、友人がバーベキューに誘ってくれた。
ただのバーベキューではない。合コンだ。
しかも、友人とその知り合いのツテを頼って、さる大企業に勤める男性との合コンである。
それなりにしっかりしたお勤めの方々なので、と友人も太鼓判。
私も若かったので、夢膨らませて出掛けて行った。
当日、会場に到着すると、駐車場に見たことがあるようなないような外車が3~4台並んでいた。
当時私は車にまったく興味がなく、メーカーまでは分からなかった。
私の田舎ではまずお目にかかれない車だなー、とだけぼんやり思った。
そして夢膨らませて御対面した男性たちは、予想とは違った。
期待値が高すぎるものは、大抵うまくいかないものである。
断っておくが、友人は悪くない。
集まった男性の年代も30後半から40代と、適切の範囲内であった。
しかし。
だがしかし。
わたしは30歳を過ぎた男性の圧倒的なオジサン感にやられてしまった。
そして、男性は30歳を過ぎると一気に加齢することを初めて知った。
また、20代最後とはいえ、こういう男性が相手としてふさわしくなる年代に自分もなってきたんだな、というダブルのパンチもくらった。
ホント、我が身を振り返れば、決してそんなことおこがましいというのは分かっちゃいるのだけれど。
そんなこんなで、あまり男性陣との会話も進まず、ひたすら焼き上がる肉を本気で食べ続けることになった。
いや、私も途中頑張って話しかけてみたのだ。
しかし、相手と話そうにも、どうやら航空機などのエンジンを造る部署におられるその方々は、男性だけで十分盛り上がっており、専門用語の分からない私には、その会話は高すぎるハードルであった。
今なら航空機も大好きなので、多少エンジンにも詳しくなり、GEやらロールスロイスやらという海外メーカーの名前も挙げられる。
それに、最近の機体はファンブレードなどのエンジンの部品がアルミニウムからカーボンになって軽量化したとか、B777のエンジン独特の音が好みだとか、そんな小ネタも多少は持ってはいるが、きっとこういう小ネタを挟んでくる女を果たして彼らが望んでいたのかは疑問である。
彼らは、人は悪そうに見えなかった。
でもそれゆえか、その自慢のような内輪話とか、男が焼いて女が片付ける、みたいな昭和的なニオイを感じたからか、はたまた飲み物のお代わりをすすめてくれなかったからか、なんか違うなと思ってしまったのだった。
そんなこんなで、「次はない」と感じつつ、お互いに社交辞令の「また今度やりましょうね」の挨拶をして帰ることとなった。
その時である。
かの男性らはおのおの自分の車に乗り込んでいった。
その車が、来た時に見たあの外車だったのである。
同じ方面から来るなら、1台で来ればよいのに、各自それぞれ自分のマイカーできたようである。
アルファロメオであった。
しかも全員。
私はそのメーカー名前を知らなかったのであるが、後日アルファロメオという名前と高級車であることを友人が教えてくれた。
エンジンに詳しい男はアルファロメオがお好きなのか?
特徴的なドアの開き方にもびっくりした。
縦に開くのだ。
まるでスポーツカーのよう。(スポーツカーだったのかしら?)
私はそういった類の車は、GWかお盆のSAでしか見たことがなかった。
彼らは確かに、安定した収入を持つ素晴らしい合コン相手だった。
そして、そんな男たちを取り逃がしたことよりも、「この車ではイチイチ注目度が高すぎて、恥ずかしくて近所のスーパーとか行けない」と考える自分を発見できたことの方が、私には重要だった。
今でもアルファロメオを街中で見かけると、あの合コンと、その時に感じた「スーパーに行けない!」という焦りを思い出すのであった。
いや、アルファロメオはいい車です。もちろん。
彼らに良いご縁があったことを祈っている。
追記
乗っている車で、オトコは測れない。
レクサスに乗る高学歴高収入イケメンもいたが、どうしようもない女たらしもいた。
外車に乗るお金持ちも、見栄張りもいた。
そして、国産車に乗るイイ男もダメ男も、車を持たないスーパーハイスペック男もいた。
乗っている車でオトコは測れない。
でも、運転の仕方や車の扱い方で、そのオトコが女性をどのように扱うのかは、ある程度分かる。
分かるようになった。
そういうことだ。
年の功、バンザイ!
マレーシア ランカウイ島旅行 The Datai 滞在記③~ホテルレストランとアクティビティ~
前回のまで記事では、ランカウイ島のホテル ダタイ までの移動とお部屋やホテル内、また、ダタイでどんな風に過ごしていたかについてご紹介しました。
今回は、私が利用したダタイ内のレストランやアクティビティについてご紹介したいと思います。
まずはレストランから。
朝食、ランチ、ディナー、それぞれで利用した感想です。
<朝食>
朝食はThe Dining Roomで食べました。
ロビー棟宿泊の際は、基本はこちらで食べることになるようです。
写真の建物、1階部分がThe Dining Roomで、2階はThe Lobby Loungeです。
ダタイはレストランやカフェの全てがオープンエアーですが、エアコンなしでも十分涼しかったです。
基本はビュッフェですが、一人一品オーダーもできます。
オーダーできるメニューは、卵料理全般(目玉焼き、オムレツ、白身のみのオムレツなど)と、フレンチトースト、パンケーキ、エッグベネディクトなどです。
オーダーしなくても、オムレツやロティチャナイはオープンキッチンにいるシェフにお願いすれば、目の前で作ってくれました。
サラダにチーズ、ハム、ソーセージ、ベーコンなど以外にもマレー料理やカレーなどがありました。パンも、トーストから甘いデニッシュ系まで、グルテンフリーや全粒粉ぽいパンもあり、とても種類が豊富でした。
全て生絞りのフレッシュジュースやヨーグルト、シリアルもあります。
写真は初日に頼んだエッグベネディクトです。
一個食べてしまってから、慌てて写真を撮りました(汗)
ビュッフェは毎日少しずつ種類が変わり、飽きないよう工夫されています。
連れがハマったのが、この写真右のロティチャナイ。
マレーシアのローカルフードです。インド系マレーシア人の朝食やおやつとして親しまれているようです。
薄くてサクサクでクリスピーな生地がカレーによく合っていました。
メニューに出ていなくても、毎日お願いして作ってもらっていました。
種類豊富で、少しずつビュッフェメニューを変えてくれていたので、4泊中毎日食べても全然飽きませんでした。
いろんな種類を食べて試してみたくて、結果毎日お腹がパンパンになるまで食べていました(笑)
お酒好きな方には、シャンパンなどもあったと思います。
<ランチ>
ランチはいくつか選択肢があります。
朝食会場のThe Dining Roomか、ビーチにいるならThe Beach Club & Beach Barで食べられます。
実際は、ゆっくり起きてたっぷり朝食を食べるので、重たいものはほとんど入らないと思います。
14時くらいにサンドイッチをつまみたくなるくらいでしょうか。
そんな時に利用したのがビーチクラブです。
ビーチのカウチに寝ころんだままでも注文できますが、せっかくなので席で食べました。
頼んだサンドイッチはとても大きくて、2人でシェアしました。
さすがダタイ。
サンドイッチにも手を抜かず、ちゃんと調理されていて美味しかったです。
他には、パスタなどもオーダーできたと思います。
この時一緒に飲んだモクテル(ノンアルコールのカクテル)Datai coolerはさっぱりしていて美味しかったです。
モクテルは何度か頼みましたが、どれもハズレはなかったです。
もう少したくさん量を食べたい方には、レストランもあります。
<ディナー>
夕食はThe Dining Room(洋食)、The Pavilion(タイ料理)、The Gulai House(マレー料理)、The Beach Club & Beach Bar(週替わりビュッフェ)で食べることができます。
今回はThe PavilionとThe Gulai Houseを利用しました。
おすすめは、タイ料理のお店 The Pavilionです。
どの料理も本当に美味しかったです!
(※写真は昼間撮っていますが、営業はディナーのみです)
予約した方が良い席になります。
今回は予約していなかったので、入り口付近になりました。
これはこれで、メインダイニングとプールが見えてきれいです。
私はここで頼んだ前菜が気に入りました。
大皿にのせてある葉っぱで、刻んだしょうが、ライム、青唐辛子、小魚ナッツなどを包み、ソースをつけて食べます。お味はエスニック感たっぷり。色んな味がお口の中で混ざって、思いのほか深い味わいです。最後はライムが爽やかにまとめてくれます。
が、連れには大不評!「ただの葉っぱとライム刻んだだけじゃん」と。そういわれるとそうなんですけどね。日本では食べたことがない味だったので私は楽しめました。
メイン料理で最高に美味しかったのは、この手前の魚料理です。
名前は忘れてしまいました。と言いますか、やたら長くて覚えられませんでした。
サクサクに揚げたお魚に3つの味(甘味、酸味、辛み)のソースがかかったお料理です。「あんまり辛くしないでね!」と頼んだのが功を奏したのか、大変おいしく頂けました。
奥のグリーンカレーも美味しかった!
メイン料理にはジャスミンライスが無料で付いていました。
取り分けたり、ライスをのせるお皿は温めてあり、気配りがされていてよかったです。
でもメイン料理を2つ頼んだら、お腹いっぱいで苦しくなり、デザートが入らなくなってしまいました。残念!メインを1つにしてシェアすればよかったです。
乾杯の炭酸水、マンゴージュース、前菜、メインディッシュ2つで400RMくらいだったと思います。
五ツ星ホテルのディナーだと考えれば、二人で1万円前後なら許容範囲だと思いました。飲み会一回分ですから。
ただ、これが滞在中毎日なので…。働く意欲につながりますねっ!
次の日に行ったのはThe Gulai Houseです。
こちらはマレー料理のレストランで、ロビーからは離れているのでバギーで連れて行ってもらいました。
パビリオンよりもカジュアルな印象です。
店員さんもフレンドリー。
まずは炭酸水で乾杯。前菜はエビのサラダで、メインはお魚のマレー風煮込み。サイドとしてサテーを選びました。
こちらはメインにライスが付いていないので、別でジャスミンライスを注文しました。
前菜から持ってくるのかと思いきや、「全部一緒にだしていい?」と聞かれたのでOKしました。The Pavilionよりもラフな印象でしたが、だからといって安い訳ではなくThe Pavilionと同じくらい払いました。
ディナーは二人で1万円前後ですね。アルコールを飲んだらもう少しかかると思います。ご参考までに。
それと、ディナー時のドレスコードについて少し書いておきます。
ダタイでは、どこかのレストランでディナー時はドレスコードがあると聞いておりました。結局どこかは分からずじまいでしたが、おそらくThe Dining RoomかThe Pavilionだったのではないかと思います。結構厳しいのではと心配していましたが、そこは開放的なリゾートゆえか、思っていたよりは緩かったです。
The Gulai Houseは写真のとおり、カジュアルなのであまり服装については気にしなくてもよいと思います。
でも、The Pavilionに行くなら、ビーチサンダルはやめておしゃれしていった方がいいです。
欧米の高齢のご婦人が真っ赤なロングドレスでドレスアップし、旦那さまとバースデーディナーを楽しんでおられ、とても素敵だなと思いました。
基本ダタイはアットホームな雰囲気で、マナーには全然うるさくないのですが、そういう非日常も楽しむことができる場所です。
<カフェ>
ロビーにあるThe Lobby Loungeもアフタヌーンティーとbarで利用しました。
蓮池の奥がラウンジです。
ここからの眺めは本当に素晴らしいです。
もちろんここもオープンエアーですが、風が通るので涼しく感じました。
アフタヌーンティーはツアーに含まれていたので今回は無料でした。
3段あるうちの最上段はアンパン?みたいなスイーツで、中にあんこらしきものが入っていました。これにジャムか、アボカドのソースをつけて食べます。
意外にアボカド合いました。
2段目は中央に黒糖の蒸しパン、中華風ゴマ団子、プチタルトなどがあり、一番下はサンドイッチです。
スイーツはどれもおいしく、お口直し?のサテも絶妙な味と量でした。
ダタイはエコなホテルとしても色々と努力しているようで、プラスティック製品やペットボトルの類を見かけることは一切ありませんでした。写真の飲み物にも、金属製のストローが使われています。
The pavilionではバンブーのストローでした。
徹底していますね。
このラウンジは夜はbarにもなります。毎日ではありませんが、生演奏がありました。ピアノでしっとり聞かせるライブです。
お酒は飲めないのでモクテルを注文しました。飲み物の値段とメニューはビーチクラブと一緒だったと思います。
<アクティビティ>
ダタイでは有料・無料あわせて、様々なアクティビティが用意されています。
今回は無料のMorning Reinforest walkに参加してきました。
ビーチにNature Centerがあり、ここで部屋番号を伝えて予約しました。
ロビーの受付でも予約できるみたいです。
朝8時にロビーに集合して、お散歩です。
この日はセキュリティゲートを出て、外の道路沿いにお散歩しました。
90分。ゆっくりネイチャーガイドさんの解説を聞きながらのお散歩です。
Sea Eagelや様々な植物を見ることができました。
全て英語だったので、あまり聞き取れていなかったかもしれませんが、楽しめました。
アクティビティのいくつかは週替わりのようでした。
海やジャングルへ出かけるもの、敷地内をエコツアーするものなどたくさんありました。お部屋のデスクに、NATURE TRAILSという冊子があり、週ごとに差し替えてくれるので確認してみてください。
お子さん向けの無料アクティビティもあります。
ただし、本格的なものは靴や帽子などしっかり用意していく必要がありますのでご注意ください。説明も基本は全て英語になりますので、より楽しむためには少しでも英語ができる方が良いと思います。人生日々勉強です!
<番外編>
バギーもある意味無料のアクティビティかもしれません。
ものすごい坂を上り下りすることもあり、さながらジェットコースターのようでした。
これはビーチに連れて行ってもらったときの様子。
小さいですけど、トンネルがあって遊園地のアトラクションのよう!
いろいろご紹介しましたが、今回はここまで。
これで、ダタイのホテルについてはだいたいご紹介できたと思います。
次回からは、ホテルの外、地元のスーパーとナイトマーケット、ランカウイケーブルについて書こうと思います。
気になる方はぜひそちらも見てくださいね!
それでは、ここまで読んでくださってどうもありがとうございました。
子供の名前を考えるときに思い出してほしいこと
最近の子供の名前はおしゃれだ。
難しくて読めない名前、ハイカラな名前。
いろいろあるけれど、親が一生懸命子供のことを思って付けた名前だ。
ただの識別記号の一つといえばそれまでではあるが、一生付き合うことになる大切なものに違いはない。
あなたなら自分に子供が産まれるとき、どんな名前をつけるだろうか。
もし、そんな幸せな瞬間が訪れた時には、どうか思い出してほしい。
「空」や「天」、「翔」そういった神様や天国に近い名前は避けるべきだ、と。
私は理系出身なので、占いは読むが統計の一つと思っているし、スピリチュアルの類は全く信じてない。
人生の何たるかを考える際には、宗教よりも哲学の方がしっくりくる方だ。
なので当然ながら、神様も天国も全く信じていない。
そんな私が言うのもなんだかおかしいのだが、本当のことなのである。
身近で子供を亡くすという経験をしたが、その2人とも「空」や「天」、「翔」といった文字が名前にあったのだ。
どちらの時にも、私はご両親にかける言葉が見つからなかった。
子供を亡くすというのは、本当にやりきれない。
とある病院の看護師さんも言っていた。
「翔」くんという名前で入院しているお子さんが、ものすごく多いそうだ。
人気の名前だから、という分を差し引いても、やはり神様や天国に近い名前を持つ子供が入院してくる割合は高いらしい。
だからお願いしたい。
「空」や「天」、「翔」そういった神様が呼んでしまうような、お空に昇って行ってしまうような名前は付けないで欲しい。
ただの迷信かもしれない。
だったらそれでもいい。
でももし子供の名前を付ける機会が訪れた時には、ぜひ思い出してもらえたらと思う。
マレーシア ランカウイ島旅行 The Datai 滞在記①~関空からホテル到着まで マレーシア航空国内線ビジネスクラス利用~
コロナウィルスの影響が本格化する前の2020年3月上旬、マレーシア ランカウイ島へ行ってきました。
実は、昨年の旅行もランカウイ。ダタイベイがとても気にって、今回の再訪となりました。前回はお隣のジ・アンダマンに宿泊しましたが、今回はよりジャングル感を求めてダタイに4泊しました。
この記事では関空出発からダタイ到着までをご紹介します。
飛行機と空港での移動の記録がメインになりますので、ホテルについて詳しく知りたい方は、次の記事へ読み飛ばしてください。
ランカウイ島へは、往復マレーシア航空を利用して行ってきました。
日本からランカウイまでの直行便はないので、クアラルンプールで国内線に乗り継ぎです。
移動時間は乗り継ぎ時間を入れると10時間くらいでしょうか。
午前便で出発すると、旅行初日はほぼ移動でつぶれる感じになります。でも、その分日本人は少く、自然は豊かです。行く価値は十分にあると思いますよ!
利用したフライト
往路
・関空(KIX)9:55 → クアラルンプール(KUL)15:55 MH53便
・クアラルンプール(KUL)18:10 → ランカウイ(LGK)19:10 MH1450便
復路
・ランカウイ(LGK)19:40 → クアラルンプール(KUL)20:50 MH1459便
・クアラルンプール(KUL)22:40 → 関空(KIX)05:40 MH52便
行きは関空AM9時55分出発、マレーシア航空 MH53便を利用しました。
2時間前の8時にはチェックインを済ませたかったので、逆算して7時半には着くよう朝の4時起きで(はやっ)、関空に向かいました。
空港はそれなりに人がいました。この時はまだ主に中国便しか欠航になってなかったからでしょうか。ただ、やはりマスク姿の人は多かったです。
写真は朝8時頃の関空の様子です。眠くてピントが合ってなかったようです。
マレーシア航空のカウンターは一番端っこでした。
もう少し真ん中にあると分かりやすくて嬉しかったです。端の、しかも奥の方だったので。
関空~クアラルンプールの路線は一日一往復しかないこともあってか、結構人気の路線だと思います。
機材も割と大きいですし、通常であればはいつもほぼ満席に近い印象です。
旅行に行くときは早めに予約しないと「飛行機とれないかもしれないです!」と旅行会社の担当さんに言われることもありました。
今年も、一度旅行日程変えようとしたら「帰りの飛行機が空いてません」と言われました。
が、実際はコロナの影響でたくさんキャンセルがあったため、見たことがないほどガラガラでした。
マレーシア航空ではまだ6機しかない(2020年1月時点)A350を投入してくれています。
コックピットの窓の周りが黒く、タヌキのようでかわいいですね。太陽光の反射防止用らしいです。
機体後方にはマレーシアの国旗が塗装してあるのがみえます。
下の写真は飛行機に乗るところです。
ちらっと見えている女性CAさんの制服が素敵です。アイスブルーが印象的な、伝統的なバティック柄のエレガントな制服です。
個人的には、マレーシア航空のCAさんは日系のCAさんより人間味が溢れていて(このざらっとした感じが嫌な人はいるかも)親しみが持てるので、好きです。
ただし、国内エアラインのようなサービスを期待する方にはおススメできないかも。。。
会社自体も経営再建中だったり、サービスや定時運航率についても評判があまりよくなかったりするのですが、コロナに負けずに頑張って欲しいところです。
座席はご覧の通り、かなり空いていました。
また、今回はMHupgradeを使ってビジネスクラスを入札してみました!
行き 国内線 : クアラルンプール → ランカウイ MH1450便
帰り 国際線 : クアラルンプール → 関空 MH52便
がそれぞれアップグレードできました。
国内線は安かったのでMAXの6000円/席で、国際線はガラガラだろうと予想してほぼ最低額の35000円/席で入札しました。
こんなに安く国際線のビジネスクラスが落札できたのはラッキーでした。
機内のコンテンツはわりと充実していると思います。
最近の映画も字幕または吹き替えで見れます。私はアナと雪の女王2を見ました。
まだDVDが出ていないので嬉しかったです。
ただ、昨年より日本語字幕または吹き替えがない映画がやや増えたような気がしました。
(※写真は帰路の国際線ビジネスクラスのディスプレイです。エコノミーではこれより一回りほど画面が小さくなりますが、提供されるエンタテイメントは一緒ですので参考として写真を載せておきます。)
A350らしく、ふわっとエレガントに離陸。
飛び上がってすぐは右手に大阪市内が見えます。左に旋回して、右手に神戸市内を望みつつさらに旋回し高度を上げながら既定の航路に入っていきます。
ボーイング社製の航空機が「男性的」なら、エアバス社製の航空機は「女性的」であるといわれる意味が分かります。
非常に離着陸がソフトで、エンジン音も静かです。
離陸したらすぐにジュースとピーナッツを配ってくれます。
私はこの塩味のピーナッツが大好きです!
天気も良好で、思わずパシャリ。
A350の翼は大きいですね。
飲み物とピーナッツを配り終わってしばらくすると、昼食になりました。
エコノミーの機内食はチキンかフィッシュから選べました。
魚が和食のようでしたので、今回はチキンを選びました。
チャーハンとコンソメ味と中華味の中間みたいなあんかけのかかったチキン、付け合わせにインゲンとコーンのソテー、サイドにツナサラダ(というかほぼツナ)。あとはロールパンが付いて、デザートのフルーツとジュース。
飛行機恐怖症気味なのですが、美味しく頂きました。
クアラルンプールについたら日本便向けの検疫がありました。
「Japan?」と聞かれ、手にアルコール消毒液のようなものを刷り込むよう指示され、青い紙をもらいました。
これを2週間は持ち歩くようにと書いてあります。
横にはサーモグラフィーがあったので、体温をチェックしていたようです。
国内線へ乗り継ぎなので、看板の表示に従って国内線のターミナルへ移動します。
途中日本語の表示があったりして、割と分かりやすい空港だと思います。
調べてみたら、なんと日本人建築家の黒川紀章さんが設計した空港のようです。
どうりで!
さてさて、国内線乗り継ぎ用の入国審査にむかいます。
ここの入国審査は大抵空いています。中国の方の後だと結構かかったりしますが、日本人は割とさくさく入れてくれます。日本のパスポートの強さを感じます。
でも、職員の人は絶対に急ぎませんので、時間に余裕がないときはアピールした方が良いです。
再びサーモグラフィーによる体温チェックがあり、さらに別の紙に連絡先や滞在先、旅行期間などを記入して提出しました。
指紋も登録されます。
入国審査が終わったら、国内線用のゴールデンラウンジへ。
せっかくのビジネスクラスですから。
ラウンジを楽しまなきゃ!!
国内線用のラウンジは国内線乗り継ぎ用の入国審査ゲートをでてすぐ左手、ターミナルAに向かうすぐ手前にありました。
中はとてもゆったりしています。
この時は空いていました。
ラウンジからは、駐機しているマレーシア航空の飛行機がとてもよく見えます。
荷物の扱いも(笑)
今回途中でスーツケースのベルトがなくなったのですが、なるほど、と思いました。
まぁ、100均で買ったものなので仕方がないです。
マレーシア航空が特に悪いのではなく、海外の航空会社あるあるだと思います。
たくさんの荷物を扱うので仕方がないです。
ロスバゲしなかっただけありがたいです。
このラウンジではごはんやフルーツ、飲み物が充実していました。
噂通りヌードルバーの月替わりラクサがとっても美味しかったです。お腹はあまり好いていなかったのですが、それでもたくさん食べてしまいました。
もちろん、トイレもキレイでした。
さて、お腹もいっぱいになったところで、ゲートに向かいます。
こちらはクアラルンプール→ランカウイの国内線ビジネスクラス座席です。
機材がやや古かったせいか、国際線のプレミアムエコノミーくらいに感じました(汗)。
でも、CAさんからは名前で呼んでもらえますし、飲み物と軽食が出ます。
そこはさすがにビジネスクラスだなという印象。
出発前、まずはグァバジュースで乾杯です。
しかし、これを飲んでいる間ビジネスクラスの通路を通ってエコノミーの人が続々乗り込むので、優雅に、とは言い難かったです。
それもあって、帰りは1時間のフライトだしエコノミーで十分、とアップグレード入札をやめました。
軽食はサンドイッチか謎のおでんのようなものから選べました。
興味深々だったので、連れと1つずつ頼んでみました。
飲み物はコーラとトマトジュースをオーダー。
こちらがサンドイッチです。
私の大好きな塩味ピーナッツと、マレーシア土産の定番、ベリーズのチョコが付いています。
これが謎おでん。
CAさんが説明で「Fish ball」と言っていました。
確かに、魚のすり身っぽい味がしました。Fish ballと言われると、不思議です。
要するに、日本の練り物ですね。
ただ、お皿左上の白くて横長のやつは、もちもちして、こんにゃくとおもち、団子の中間のような食感でした。
サンドイッチはともかくとして、この謎おでんの好みは分かれると思います。
たれが甘いです。
ついているたれも、2つとも甘いです。(笑)
甘いか、甘辛いか、という違いしかないです。
東南アジアの味付けだな、という印象。
私は食べられないほどではなかったですが、お隣の欧米系ご夫婦は、お口に合わなかったのか、ほとんど残していらっしゃいました。
19時10分の定刻でランカウイ空港に到着。
1年ぶりランカウイ!ただいま!
19時なのに、相変わらずすごい暑さと湿度です。
でもやっぱりランカウイ大好き。
島の空港なので地上を歩いて建物まで移動します。
国内線だけのビジネスクラスでしたが、荷物にはpriorityシールをつけてもらえたようで先に出て来ました。
出口では現地ガイドのナナちゃんが待っていてくれました。
ランカウイで日本人対応のガイドと言ったら、ナナちゃん!というくらい有名なガイドさんです。
去年知り合ったのですが、マレー人なのに本当に日本語ペラペラでびっくりしました。
これで日本行ったことないなんて信じられません。案内も親切で親しみが持てます。
今日は私たちの申し込んだツアー会社から依頼を受けて、ホテルまで送迎のお仕事をしてくれるそうです。
実は出発前日本からラインで個人的にナナちゃんにいろいろ別のツアーをお願いしていました。
まさか空港~ホテルの送迎もナナちゃんとは!びっくり。ナナちゃんは「サプライズ~
」と笑っていました。
両替は空港でしました。ランカウイでは空港が一番レートが良いとのこと。
確かに、いつもクアラルンプールの空港での両替よりお得になる印象。
でもカードが使えるならカードが便利だし、一番お得です。
無事両替ができたらダタイに向かいます。
ダタイはランカウイの中でもかなり奥まったところにあります。
道は空いていましたが、空港から45~50分はかかりました。
やっぱり遠いです。でもそれだけ自然が豊かな場所でもあります。
ナナちゃんも、「ダタイは遠いね~。だから久しぶり。みんなパンタイチェナンばっかりだよ~。」と言っていました。
やっぱり街に近い方が便利だから人気なんですね。
真っ暗になったころ、ようやく入り口が見えました。
入り口にはセキュリティーがありました。警備の人がいて、出入りする車をチェックしています。結構しっかりしたセキュリティーだと思います。
さてさて、やっと着きました。ダタイです!
これが有名なダタイのお馬さんです。
私もYou tubeで見てチェックはしていたんですが、建物の美しさと雰囲気に感動しました。
ウェルカムドリンクとお菓子を頂きながらチェックイン。
海外のリゾートホテルでは通例なのでしょうか。チェックイン時はカードでデポジットとして前もっていくらかホテルに支払います。
もちろん、使わなかった分は返金されます。
今回はデポジットとして2000RMカードで払いました。
受付をしてくれたのはShaun。優しい笑顔のお兄さんです。
そのまま、お部屋まで案内してくれました。
彼にはその後何度もつたない英語でレストランの予約等いろいろお願いをするのですが、いつも素敵な笑顔で対応してくれました。
お部屋はキャノピーデラックスの303です。
誕生日が近かったので、バースデーケーキを用意してくれていました。
濃い味のチョコレートケーキで、ずっしり、でも美味しかった。
ウェルカムフルーツも、お休み前の一口チョコレートもありました。
移動で疲れた体には嬉しかったです。
とりあえず、今回はここまで!
長い一日でした。
ランカウイは日本から行くとどうしても乗り継ぎが必要なので、どうしても長旅になりますね。
だからこそ、日本人が少なくてよいという面もあるのですが。
お部屋とダタイの詳細は次の記事で紹介したいと思います。
よければそちらもご覧ください。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。