マレーシア ランカウイ島旅行 The Datai 滞在記①~関空からホテル到着まで マレーシア航空国内線ビジネスクラス利用~
コロナウィルスの影響が本格化する前の2020年3月上旬、マレーシア ランカウイ島へ行ってきました。
実は、昨年の旅行もランカウイ。ダタイベイがとても気にって、今回の再訪となりました。前回はお隣のジ・アンダマンに宿泊しましたが、今回はよりジャングル感を求めてダタイに4泊しました。
この記事では関空出発からダタイ到着までをご紹介します。
飛行機と空港での移動の記録がメインになりますので、ホテルについて詳しく知りたい方は、次の記事へ読み飛ばしてください。
ランカウイ島へは、往復マレーシア航空を利用して行ってきました。
日本からランカウイまでの直行便はないので、クアラルンプールで国内線に乗り継ぎです。
移動時間は乗り継ぎ時間を入れると10時間くらいでしょうか。
午前便で出発すると、旅行初日はほぼ移動でつぶれる感じになります。でも、その分日本人は少く、自然は豊かです。行く価値は十分にあると思いますよ!
利用したフライト
往路
・関空(KIX)9:55 → クアラルンプール(KUL)15:55 MH53便
・クアラルンプール(KUL)18:10 → ランカウイ(LGK)19:10 MH1450便
復路
・ランカウイ(LGK)19:40 → クアラルンプール(KUL)20:50 MH1459便
・クアラルンプール(KUL)22:40 → 関空(KIX)05:40 MH52便
行きは関空AM9時55分出発、マレーシア航空 MH53便を利用しました。
2時間前の8時にはチェックインを済ませたかったので、逆算して7時半には着くよう朝の4時起きで(はやっ)、関空に向かいました。
空港はそれなりに人がいました。この時はまだ主に中国便しか欠航になってなかったからでしょうか。ただ、やはりマスク姿の人は多かったです。
写真は朝8時頃の関空の様子です。眠くてピントが合ってなかったようです。
マレーシア航空のカウンターは一番端っこでした。
もう少し真ん中にあると分かりやすくて嬉しかったです。端の、しかも奥の方だったので。
関空~クアラルンプールの路線は一日一往復しかないこともあってか、結構人気の路線だと思います。
機材も割と大きいですし、通常であればはいつもほぼ満席に近い印象です。
旅行に行くときは早めに予約しないと「飛行機とれないかもしれないです!」と旅行会社の担当さんに言われることもありました。
今年も、一度旅行日程変えようとしたら「帰りの飛行機が空いてません」と言われました。
が、実際はコロナの影響でたくさんキャンセルがあったため、見たことがないほどガラガラでした。
マレーシア航空ではまだ6機しかない(2020年1月時点)A350を投入してくれています。
コックピットの窓の周りが黒く、タヌキのようでかわいいですね。太陽光の反射防止用らしいです。
機体後方にはマレーシアの国旗が塗装してあるのがみえます。
下の写真は飛行機に乗るところです。
ちらっと見えている女性CAさんの制服が素敵です。アイスブルーが印象的な、伝統的なバティック柄のエレガントな制服です。
個人的には、マレーシア航空のCAさんは日系のCAさんより人間味が溢れていて(このざらっとした感じが嫌な人はいるかも)親しみが持てるので、好きです。
ただし、国内エアラインのようなサービスを期待する方にはおススメできないかも。。。
会社自体も経営再建中だったり、サービスや定時運航率についても評判があまりよくなかったりするのですが、コロナに負けずに頑張って欲しいところです。
座席はご覧の通り、かなり空いていました。
また、今回はMHupgradeを使ってビジネスクラスを入札してみました!
行き 国内線 : クアラルンプール → ランカウイ MH1450便
帰り 国際線 : クアラルンプール → 関空 MH52便
がそれぞれアップグレードできました。
国内線は安かったのでMAXの6000円/席で、国際線はガラガラだろうと予想してほぼ最低額の35000円/席で入札しました。
こんなに安く国際線のビジネスクラスが落札できたのはラッキーでした。
機内のコンテンツはわりと充実していると思います。
最近の映画も字幕または吹き替えで見れます。私はアナと雪の女王2を見ました。
まだDVDが出ていないので嬉しかったです。
ただ、昨年より日本語字幕または吹き替えがない映画がやや増えたような気がしました。
(※写真は帰路の国際線ビジネスクラスのディスプレイです。エコノミーではこれより一回りほど画面が小さくなりますが、提供されるエンタテイメントは一緒ですので参考として写真を載せておきます。)
A350らしく、ふわっとエレガントに離陸。
飛び上がってすぐは右手に大阪市内が見えます。左に旋回して、右手に神戸市内を望みつつさらに旋回し高度を上げながら既定の航路に入っていきます。
ボーイング社製の航空機が「男性的」なら、エアバス社製の航空機は「女性的」であるといわれる意味が分かります。
非常に離着陸がソフトで、エンジン音も静かです。
離陸したらすぐにジュースとピーナッツを配ってくれます。
私はこの塩味のピーナッツが大好きです!
天気も良好で、思わずパシャリ。
A350の翼は大きいですね。
飲み物とピーナッツを配り終わってしばらくすると、昼食になりました。
エコノミーの機内食はチキンかフィッシュから選べました。
魚が和食のようでしたので、今回はチキンを選びました。
チャーハンとコンソメ味と中華味の中間みたいなあんかけのかかったチキン、付け合わせにインゲンとコーンのソテー、サイドにツナサラダ(というかほぼツナ)。あとはロールパンが付いて、デザートのフルーツとジュース。
飛行機恐怖症気味なのですが、美味しく頂きました。
クアラルンプールについたら日本便向けの検疫がありました。
「Japan?」と聞かれ、手にアルコール消毒液のようなものを刷り込むよう指示され、青い紙をもらいました。
これを2週間は持ち歩くようにと書いてあります。
横にはサーモグラフィーがあったので、体温をチェックしていたようです。
国内線へ乗り継ぎなので、看板の表示に従って国内線のターミナルへ移動します。
途中日本語の表示があったりして、割と分かりやすい空港だと思います。
調べてみたら、なんと日本人建築家の黒川紀章さんが設計した空港のようです。
どうりで!
さてさて、国内線乗り継ぎ用の入国審査にむかいます。
ここの入国審査は大抵空いています。中国の方の後だと結構かかったりしますが、日本人は割とさくさく入れてくれます。日本のパスポートの強さを感じます。
でも、職員の人は絶対に急ぎませんので、時間に余裕がないときはアピールした方が良いです。
再びサーモグラフィーによる体温チェックがあり、さらに別の紙に連絡先や滞在先、旅行期間などを記入して提出しました。
指紋も登録されます。
入国審査が終わったら、国内線用のゴールデンラウンジへ。
せっかくのビジネスクラスですから。
ラウンジを楽しまなきゃ!!
国内線用のラウンジは国内線乗り継ぎ用の入国審査ゲートをでてすぐ左手、ターミナルAに向かうすぐ手前にありました。
中はとてもゆったりしています。
この時は空いていました。
ラウンジからは、駐機しているマレーシア航空の飛行機がとてもよく見えます。
荷物の扱いも(笑)
今回途中でスーツケースのベルトがなくなったのですが、なるほど、と思いました。
まぁ、100均で買ったものなので仕方がないです。
マレーシア航空が特に悪いのではなく、海外の航空会社あるあるだと思います。
たくさんの荷物を扱うので仕方がないです。
ロスバゲしなかっただけありがたいです。
このラウンジではごはんやフルーツ、飲み物が充実していました。
噂通りヌードルバーの月替わりラクサがとっても美味しかったです。お腹はあまり好いていなかったのですが、それでもたくさん食べてしまいました。
もちろん、トイレもキレイでした。
さて、お腹もいっぱいになったところで、ゲートに向かいます。
こちらはクアラルンプール→ランカウイの国内線ビジネスクラス座席です。
機材がやや古かったせいか、国際線のプレミアムエコノミーくらいに感じました(汗)。
でも、CAさんからは名前で呼んでもらえますし、飲み物と軽食が出ます。
そこはさすがにビジネスクラスだなという印象。
出発前、まずはグァバジュースで乾杯です。
しかし、これを飲んでいる間ビジネスクラスの通路を通ってエコノミーの人が続々乗り込むので、優雅に、とは言い難かったです。
それもあって、帰りは1時間のフライトだしエコノミーで十分、とアップグレード入札をやめました。
軽食はサンドイッチか謎のおでんのようなものから選べました。
興味深々だったので、連れと1つずつ頼んでみました。
飲み物はコーラとトマトジュースをオーダー。
こちらがサンドイッチです。
私の大好きな塩味ピーナッツと、マレーシア土産の定番、ベリーズのチョコが付いています。
これが謎おでん。
CAさんが説明で「Fish ball」と言っていました。
確かに、魚のすり身っぽい味がしました。Fish ballと言われると、不思議です。
要するに、日本の練り物ですね。
ただ、お皿左上の白くて横長のやつは、もちもちして、こんにゃくとおもち、団子の中間のような食感でした。
サンドイッチはともかくとして、この謎おでんの好みは分かれると思います。
たれが甘いです。
ついているたれも、2つとも甘いです。(笑)
甘いか、甘辛いか、という違いしかないです。
東南アジアの味付けだな、という印象。
私は食べられないほどではなかったですが、お隣の欧米系ご夫婦は、お口に合わなかったのか、ほとんど残していらっしゃいました。
19時10分の定刻でランカウイ空港に到着。
1年ぶりランカウイ!ただいま!
19時なのに、相変わらずすごい暑さと湿度です。
でもやっぱりランカウイ大好き。
島の空港なので地上を歩いて建物まで移動します。
国内線だけのビジネスクラスでしたが、荷物にはpriorityシールをつけてもらえたようで先に出て来ました。
出口では現地ガイドのナナちゃんが待っていてくれました。
ランカウイで日本人対応のガイドと言ったら、ナナちゃん!というくらい有名なガイドさんです。
去年知り合ったのですが、マレー人なのに本当に日本語ペラペラでびっくりしました。
これで日本行ったことないなんて信じられません。案内も親切で親しみが持てます。
今日は私たちの申し込んだツアー会社から依頼を受けて、ホテルまで送迎のお仕事をしてくれるそうです。
実は出発前日本からラインで個人的にナナちゃんにいろいろ別のツアーをお願いしていました。
まさか空港~ホテルの送迎もナナちゃんとは!びっくり。ナナちゃんは「サプライズ~
」と笑っていました。
両替は空港でしました。ランカウイでは空港が一番レートが良いとのこと。
確かに、いつもクアラルンプールの空港での両替よりお得になる印象。
でもカードが使えるならカードが便利だし、一番お得です。
無事両替ができたらダタイに向かいます。
ダタイはランカウイの中でもかなり奥まったところにあります。
道は空いていましたが、空港から45~50分はかかりました。
やっぱり遠いです。でもそれだけ自然が豊かな場所でもあります。
ナナちゃんも、「ダタイは遠いね~。だから久しぶり。みんなパンタイチェナンばっかりだよ~。」と言っていました。
やっぱり街に近い方が便利だから人気なんですね。
真っ暗になったころ、ようやく入り口が見えました。
入り口にはセキュリティーがありました。警備の人がいて、出入りする車をチェックしています。結構しっかりしたセキュリティーだと思います。
さてさて、やっと着きました。ダタイです!
これが有名なダタイのお馬さんです。
私もYou tubeで見てチェックはしていたんですが、建物の美しさと雰囲気に感動しました。
ウェルカムドリンクとお菓子を頂きながらチェックイン。
海外のリゾートホテルでは通例なのでしょうか。チェックイン時はカードでデポジットとして前もっていくらかホテルに支払います。
もちろん、使わなかった分は返金されます。
今回はデポジットとして2000RMカードで払いました。
受付をしてくれたのはShaun。優しい笑顔のお兄さんです。
そのまま、お部屋まで案内してくれました。
彼にはその後何度もつたない英語でレストランの予約等いろいろお願いをするのですが、いつも素敵な笑顔で対応してくれました。
お部屋はキャノピーデラックスの303です。
誕生日が近かったので、バースデーケーキを用意してくれていました。
濃い味のチョコレートケーキで、ずっしり、でも美味しかった。
ウェルカムフルーツも、お休み前の一口チョコレートもありました。
移動で疲れた体には嬉しかったです。
とりあえず、今回はここまで!
長い一日でした。
ランカウイは日本から行くとどうしても乗り継ぎが必要なので、どうしても長旅になりますね。
だからこそ、日本人が少なくてよいという面もあるのですが。
お部屋とダタイの詳細は次の記事で紹介したいと思います。
よければそちらもご覧ください。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。